九州・山口医療問題研究会HP

代表あいさつ

九州・山口医療問題研究会 福岡県弁護団
代表  弁護士 八尋光秀


 私たちは思いもかけず医療事故に遇います。その被害は、いずれも深刻で複雑、しかも多様です。

 たとえば産科事故。大いなる喜びに包まれるはず人々が、たちまち絶望の淵に追いやられます。新しい命は失われ、あるいは、やっと持ちこたえた小さな命の生に重大な困難を担わせます。なにげなく使ってしまう「五体満足が一番」という言葉さえ、母であり父となる人の心をえぐります。「何でこんなことになったの」という無邪気な問いは、困り果てた人々へのするどい刃物となります。

 医療被害がどのように深刻であっても、その回復の助けになりたいと思います。私たちのできることは限られています。医療被害を法的にとらえ、適正な解決を図ることです。それでもなお、医療被害者の方々みずからが、やがて被害からの回復を成し遂げて、その人にふさわしい人生を歩きはじめる。そのためにこそ、私たちは真剣に手を尽くしたいと思います。

 相談にこられた方々の医療被害を謙虚におうかがいいたします。おひとりおひとりの尊厳をもっとも大切にします。協力医と研鑽をつみながら医療の専門性を探求します。医療問題の専門弁護士として技量を高め、最善の法的手段を誠実に実行します。いつも医療被害者のそばに立ちます。その方々の視点から、患者の権利を守り、医療の安全や医療事故の再発防止を、たゆみなく社会にも医療機関にも求めてゆきます。

 私たちが心から望む仕事が達成できますように、皆様のご理解とご支援をよろしくお願いいたします。

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